AWS料金見積もりサイトをリリースしました
2026年6月28日 に投稿 • 1 分 で読めます • 61 語AWS料金見積もりサイトをリリースしました
皆さんAWSの料金計算はどうやって行っていますか?
各サービスの料金ページから単価拾ってエクセル組んだり
公式の見積もりツールを使ってることと思います
でも複数サービスに跨ると料金テーブル集めるだけで一苦労だし公式のツールは入力項目が山ほどある上に入力方法が分かりにくくて正直使いにくいですよね
公式に頼らない方法として個人制作の見積もりサイトも数多あり自分もいくつかお世話になっているサイトはあります
ですが自分がよく使うけど対応してないサービスなども多く結局そこだけ手計算は面倒だなと思ったので自分で作ってみることにしました
どこかで見たUIだなとか言わないでください
手軽に見積もれるようにしつつ入力項目もシンプルにしたら同じような見た目になっちゃうんです……
特徴
- よく使いそうなサービスを独断と偏見でピックしてポチポチ数字入れるだけで簡単に見積もりが作れます
- コンピュート、DB、ストレージ、LBなど現状27サービスに対応しています
- 入力するたびに右側と画面上部の合計がリアルタイムで更新されるので、数字をいじりながら感覚を掴めます
- 全部日本円・東京リージョン基準で出します
- 公式はドル表記なので毎回為替計算する必要がありますが、毎日自動更新される為替レート込みで計算しています
- EC2はインスタンスタイプを現行世代ほぼ全ファミリー網羅しています
- RI, Savings Plans, スポットインスタンスなどの割引も適用可能です
- 同じサービス内で構成を複数行積めるので「web用とbatch用でインスタンス分ける」みたいな見積もりもできます
- 「料金内訳」ページで円グラフ+サービス別の割合・月額を可視化できます
- どこにコストが効いているか一目で分かるので、削りどころの当たりをつけるのに便利です
- 計算ロジックも共有URLも全てブラウザ内で完結しているのでデータ収集などは一切行っていません
- 副次的な効果ですが共有URLの有効期限が存在しないので半永久的に内容を見返せるようになってます(破壊的変更で壊れた時はごめんなさい)
- 構成がまるごとURLに乗るので、そのまま見積書代わりにSlackやメールで投げつけられます
- うっかりタブをリロードしても入力したデータが消えないようLocalStrageにデータを保持させています
- ダークモード/ライトモード対応&レスポンシブ対応でスマホからもちゃんと使えます
- 「ざっくり概算」なので、細々した課金要素は割り切って省いています
- そのあたりを正確に出したい時は素直に公式ツールを使ってください
技術構成
フロントはSvelteKitで実装→GitHubActionsで静的書き出し→Cloudflare Pagesにデプロイという流れになってます
バックエンドは持っておらず、料金計算も共有URLの生成・復元も全部ブラウザの中で完結する完全クライアントサイド構成です
これによって鯖代0円&メンテフリーな「データ収集一切なし」計算ツールを実現できています
見積もり結果はクエリパラメータにエンコードしてURLに埋め込んでいるので、DBもセッションも要らずに共有が成立します
リロード対策のLocalStorageと合わせて、「状態をどこに持たせるか」だけで永続化と共有の両方を賄っている形です
料金単価は
AWS Price List Bulk API から取得しています
手動で単価を拾ってくる苦行作業から解放されるうえ、一度組んでしまえば価格改定や新しいインスタンスタイプも自動で取り込んでくれます
為替レートも GitHub Actionsでコードを日次実行して毎日取り直しています
完全クライアントサイドだとこの手の変動する値をどう取り込むかが悩みどころですが、
定期的にデータだけ更新してビルドし直すことで、サーバーレスとデータの鮮度を両立してます
さいごに
まだまだ荒削りなサイトですが改善、対応サービス拡充していくつもりなので生暖かく見守りつつ活用いただければと思います
不具合やご要望は
𝕏(@hattori_045)までお願いします